1型フォーク vol.1「4Lの耳は小さい方が好みです♪」

 私とお猿さんとの付き合いは結構長いです。
 1号機・・・と書く時点でまぁ、わかる人はわかるでしょうか(^^; それから数えると既に20年近い年月が経過しています。
 1号機は、誰もが通る道! 高価なパーツを満載し、そしてとにかく速い車体を造ることを1stプライオリティに掲げ、手間とお金をつぎ込んで来ました。いわゆるメディアや万人受けする「重改仕様」です。
 エンジンは何回組み直したでしょうか? とにかく走っている時間よりばらしている時間のほうが長かった。そんな1号機でした。
 しかし、ある時、自分なりの完成形をみた1号機を見てふと思ったんです。
 「これってもう猿じゃないな(--;」って(爆)
 行き着くところまで行ってみると、大体はお猿の世界から足を洗うか、原点回帰とでも言いましょうか? 古いもの、そして純正スタイルにもどっていくかの2パターンじゃないのかな?って思います。稀に、ひたすらその頂点を極めることに闘志を燃やす方もおいでかもしれませんけど・・・(^^;
 あ、話がそれましたm(_ _)m

いま自分の手元に残してあるお猿@2号機は、2006年に中古で手に入れた「通称4L」と呼ばれるお猿で、当時は黄色でした。
 我が家に来たこのお猿を自分の手で全バラし、1からすべて造り直したのが今の車体です。
 機会があれば「固定猿も欲しい!」と思っていますが、置き場もないのでずっと妄想に更ける日々が続いています(笑)
 4Lには1型、2型と2つの型がありまして、うちのお猿は2型の猿です。1型と2型にはカラーリング以外、ほとんど差異はないと思っていいと思います。今回紹介する「耳」の違いを除いては・・・

「耳」とは、フロントフォークに付いているウィンカーステーのことを指しています。1型と2型ではこの耳の形状が変わっています。2型は1型より細く・長く変化しています。
 4Lを探している人がもしいたら、その辺も注意して見てみるといいのでは無いでしょうか?
 我が家のお猿は2型のお猿だったので、もちろん細く・長いウィンカーステーでした。知らなければそれまでの話で済むのですが、1型の形状を知ってしまった、そして1型の形状を気に入ってしまった場合は、難儀です。それを自分の車体で実現するためには1型のフォークを手に入れるしかありませんから(爆)
 私の場合、たまたま職場の先輩宅の車庫で放置されていた1型フォークを発見! それを頼み込んで譲り受ける事ができたので、ラッキーでした(^^)/
 しかし、1型と2型では通常カラーリングが違います。ましてやうちのお猿はガルフブルーにペイントしていたので再塗装が必須でした。なので、実際は手に入れたことに満足してしまい、車体に取り付けるに至らず、数年の間放置してしまいました(^^;
・・・vol.2につづく

Monkey

Posted by すえ