6ヶ月点検でオイル漏れ
これは定期6ヶ月点検のため、会社の帰りにスエスポを購入したDに預けた際の出来事です。
点検と同時にオイル交換とオイルエレメント交換の作業を依頼をしてショールームで作業完了を待っていました。
車を預けて約1時間後の19時過ぎ、担当メカニックから「作業が終わりました」と連絡を受け、会計を済ませてついでに洗って
もらってきれいになったスエスポ号でDを後にしました。
と・・・ここまでは普通の光景ですわね。私もきれいになったスエスポ号で気分良く家路を急ぎました。
ところが、Dを後にして2~3kmくらい走りましたかね?少々長い登り坂を上がっている最中、ふとメーターパネル内で点灯
する警告灯がありました。視線を落とすと・・・それは「オイル警告灯」でした。あれ?さっきまでは点いていなかったな。
なんだか嫌な予感がしました。
いったん点いたオイル警告灯は平坦な道になっても消えることはなく、車体の加減速や下り坂になると消えたり点いたりしまし
た。この時点で疑惑は確信に変わりました(--;
「考えたくはないけど、間違いなくエンジンオイルがどこかからか漏れてレベルが下がってきているに違いない!」
もし本当にそうなら走行していいわけがないのですが、時間は既に20時前でしたのでDの連中に帰られてはアウトです。状況から
見てドレンボルトが抜け落ちた感じではなかったので、エンジン負荷を極力与えないように気を使いながら慌てず急い
で?!Dへ引き返しました。
帰り支度を始めていたDにスエスポ号を緊急ピットイン・・・エンジンルームを開けると白煙がモクモクと上がってました。頼
むから焼きつきや抱きつきだけは勘弁してほしい・・・そう願って、メカニックに車を預けました。
ピットに入るスエスポ号・・・その路面にはオイルの筋がずっと続きます。あ~・・・やっぱりオイ
ルが漏れてるのね。
私はおとなしくショールームで待つことにしました。ピットに乗り込んでもよかったけど、ここはメカニック達の
「責任とプライド」を信じることにしました。
約1時間後・・・作業が完了して今回のトラブルの原因説明がありました。
漏れ出た箇所はオイルエレメントの取付口で、原因は古いOリングを残したままの状態で新しいOリング付きのオイルエレメント
を取り付けたことによる取り付け不良でした。
幸い確認された白煙は漏れ出たオイルがエンジン熱で気化したものだったらしく、その後エンジンからの異音や異常は見当た
らなかったので、なんとか大事には至らずにすみました。発見が早く、そして速攻で戻ってこれたことが良かったのでしょうね。
それにしても・・・説明によれば、最初の作業時に3.7Lのオイルを補充して、再度戻った時に確認出来たオイルの量は
1.2Lだったそうです。
つまり、2.5Lものオイルをあっという間にまき散らしてきたということ。たった1.2Lのオイルの量で実走行してしまっ
たということは、私にはかなりショッキングな出来事でした(><)
その日は残念ながらDの所長も工場長も不在で今後の話については一切できなかったのですが、翌朝、それぞれから直接電話
を頂き、万一今回の件が原因で車が不調になった場合の修理保証の確約、そしてD内での再発防止に努めてもらうことを約束して
もらって、一応今回の件は終結しました。
いやぁ・・・でもね!ほんと車が壊れなくて良かったです!もう少し気づくのが遅かったら間違いなくエンジンは逝ってまし
たね(><) っていうか、普通の人だったら壊して当然の事態だったといえるかも知れません。
これでもしエンジン逝っちゃっていたらDはどう責任とってくれたんでしょうか?!いやいや・・・考えたくないです
ね(--;
Dはプロとはいっても人間ですからミスはあります。その点は攻めませんが、ミスをなるべくなくす体制や環境作り、そして
万一何かあってしまった時の当事者への誠意あるフォローは大事ですね。
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