DIY修理:コロナ石油ファンヒーター 其の2

 前回の続きです✋
 前回は、最近石油ファンヒーターを使用していると「突然エラーコードが表示されて運転が停止してしまう。」また、「1度の点火で着火できないことが多い。」というトラブルについてDIY修理を試みたところ、最初の不具合は改善したものの、新たに「部屋の中が灯油臭くなってしまう」という症状が出てしまった💦 と言うところまでで終了です。詳細は下記を参考にしてください😅

 さすがに今回はお手上げかな?!とメーカー修理に出そうと思ったんですが、見積もりだけでも送料+見積り料金がかかるというし、修理代は最低でも1万円はかかるというので、だったらダメ元で直すか?となった次第😅
 部屋の中が灯油臭くなる原因は、ググると不完全燃焼しているからというのが一般的らしいです。
 不完全燃焼の要因はいくつかあって、主に以下が考えられます✋
 1)古い灯油を使っている
 2)背面のファンや内部に埃やゴミが溜まっていて空燃比が狂ってしまっている。
 3)どこかの部品が故障している。

 少なくともシーズン中の話なので1)は無いし、2)も前回の作業で掃除したから考えにくいので、その他の要因と言うことになるんだけど? ということで、再度ばらしました。もうかれこれ3回目です💦
 さすがに分解にも慣れても来たし、石油ファンヒーターの構造についてもかなり理解が深まりましたwww

 当方の推測ですけど、灯油臭いということは、気化した灯油(気化ガス)がどこかに漏れ出していることが要因なんじゃないか?と思ったわけです。なので、最初はバラバラに分解したこの燃焼部分の部品の接合部分に目を付けました。
 再度分解して、接合部分の段差やアルミのパッキンなどの変形が無いように注意して組み直してみました。
 そして再度組み上げて終了!となるわけだったのですが、ここでふと何だかおかしな場所を見つけました😱

 あれ?ここ、グラグラなんだけど?! もしかしてここから気化ガスが漏れてるんじゃない?
 この画像、作業中に撮る余裕が無くて、作業後にググっていたらとある数年前のブログ記事で掲載されているのを発見しました。今回、一部トリミングして拝借しました。この場を借りてお礼申し上げます🙇‍♂️
 この口金は、ただ嵌っているだけでビスやボルトで固定されているものではないんです。
 また、構造上筐体を組み上げていく際、一人作業だとどうしてもこの口金を支点にして燃焼室自体が自身の重みで動きやすく、結果口金が外れてしまうという悪循環に陥る感じ?
 完全に外れてしまえば作業中に気づいたのでしょうけど、緩むだけだと気が付かないよなぁ?!っていうのが感想です✋
 なので、この緩みを解消しつつ、筐体組み上げ時に再び緩まないように注意して(実際2度ほど組上げ中に外れた💦)組み上げて、作業は完了です✋
 

 問題は、うまく気化ガス漏れが解消して灯油臭くならずに機能するか?ってことでしたけど、無事に直りました✋
 DIY修理これにて無事に完了です😍

D.I.Y

Posted by すえ