オリジナルか?非オリジナルか?
KAWASAKI Zのオーナーを夢見る方なら、誰しも1度は悩む問題?いや、Zに限らず、旧車全般に言えることかな。
それは、購入費用はもちろん、購入してからの修理やカスタマイズを含めた維持費、そして自分自身の所有満足度や世のバイク乗りからみたステータス性?などなど、色々な角度から見ての自分自身の判断と言いますか?尺度と言いますか?
自分が欲しいバイクが新車で買えるのならば、新車を手にするのがベストだと自分は思います。
そして、すでに絶版になってしまったものの、リバイバル、もしくはレプリカが存在するならば、その選択もありだと思います。
ただ一方で、「いや、やっぱりオリジナルだろ?!」という意見は、どうしたって見過ごせない、捨てられないわけです(爆)
これらを含めて、自分がどのレベルで
納得するか?満足するか?妥協するか? はたまた諦めるか? じゃないですかね?
KAWASAKI Zを語る上で外せないのは、1991年に登場したZEPHYR750/1100でしょう。下記画像は750のファイナルモデルです。
KAWASAKI自体、ZEPHYRは、Z2の雰囲気を意識して設計したに違いありません。
1991年の登場から2007年のファイナルモデルを迎えるまで、合計13回のモデルチェンジ(カラー変更のみを含む)が行われてきたようですが、その仕様遍歴を見てみると、環境問題に配慮した仕様変更のほかは、モデルチェンジをするごとによりZ2に近くづくような、要は現代版Z2を目指すような方向性だったように自分は見受けられます。
そのソースは右記のリンクを参照してください。 KAWASAKI ZEPHYR遍歴(Web mr. Bikeより)
最初の話に戻りますが、故障率などを含めたランニングコスト、また万一故障したときの部品の供給具合や車体の程度からして、オリジナルモデルよりもずっと新しい年式の車体が遥かに安価に手にできるわけですから、ZEPHYERという解だって当然ありでしょ!って思います。
でもZEPHYRはZEPHYRであってオリジナルZではありません。似ているけど、似て非なるものなのです。
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