塗料の成分違いによる取扱い注意

2020年3月29日

4978955116120.jpg 塗装物は、大体は仕上げにクリアを吹いて終えるのが一般的です。
 ソリッドの場合なら、塗膜が厚く、そして十分艶が出せているならばあえてクリアを載せる必要はないとも言えます。
 メタリックやパール色の場合は、塗装面の保護が必要なので、最後にクリアを吹く必要があります。

 昔はなかったけれど、ちょいと前から2液混合式のウレタンクリアーなる缶スプレーが市販されたことによって、ホルツやソフト99などのアクリル塗料の缶スプレーで塗ったあと、最後のクリアーだけはウレタンクリアーで仕上げるってのが最近のDIY塗装のセオリーとなりつつあります。自分も過去の缶スプレーものの仕上げはそうしていました。

 ちなみに、ソフト99の塗料はアクリル塗料で、ホルツの塗料は、ウレタン変性アクリルとなっていましたが、ホルツの塗料はウレタンが混ざっているっていう訳ではなく、基本成分はアクリルでして、最近の表記ではホルツもアクリル塗料に変わったとか?いう話を目にしました。

 ついでにもう1ついうと、バイク乗りでDIY塗装をしたことがある方ならご存知?のMCペインター@デイトナから販売の純正色@缶スプレーがございますが、この塗料は上記とはまた違って、アクリル樹脂エナメルって書いてあります。これは、いわゆるエナメル塗料っていうやつかな?

 んで、紛らわしいんだけど、アクリル塗料ってのはもうちょっと厳密に描くと「アクリルラッカー塗料」です。つまりラッカー系と言われる類です。

 たまに訳が分からなくなって、まぁいいか?!って手持ちの缶スプレーを重ね塗りしちゃって、大失敗!なんてことをやらかしてしまうんですが、そういう時って大体、ウレタン塗料やエナメル塗料の塗膜の上にこのラッカー系のスプレーを塗って引き起こしているようです(--;
 この失敗の理由はただ1つ。アクリルラッカーに含まれる溶剤が、既存の塗膜を侵してしまうからなんですな(><)

 ちなみに、おなじアクリルラッカー系だからホルツとソフト99は一緒に使ってOKか?っていうと、実はそんなことは無いらしく、やっぱり微妙に成分が違うために、うまく塗れないみたいです。思い返してみると、自分はこの経験も思い当たる節があります(爆)

 結果的に言えることは、安いからと言ってアクリルラッカー系の塗料で多色塗りを行ったり、ケチって違う会社の塗料を一緒に使ったりすることは、出来ることなら避けた方がいいということですかね?

 と、ここまで考えてみて1つ疑問が沸きました。

 多色塗りをする際、色の境の段差を軽減する目的で「捨てクリア」なるアクリルクリア塗料を色と色の境目に塗るという記事やネタを目にすることがあります。
 これって、上記考察からいくと、アクリル塗料の上にアクリルクリアはOKだけど、ウレタン塗料の上にアクリルクリアはNGってことよね?
 この辺りを掘り下げて、もうちょっと考えてみたいと思います。

Tricker

Posted by sue103