FI車には基本無意味じゃね？
トリッカー、セローのカスタマイズネタを徘徊していると、以下の2つのネタをよく見ます。
１）エアインダクション（AI)システムのキャンセル
２）ECUリミッターカット
この2つ、簡単に手が出せるカスタマイズとして人気があるのか？キャブ車、FI車に限らず、実施している方が多いように見受けられます。
でもこれ、どーなのかねぇ？
キャブ車の場合に限って言えば、まぁ理解できなくもないです。
マフラー交換などをしてアフターファイヤーが出てしまってそれを軽減したいという理由があるからなんでしょう。
自分ももしパンパン鳴って煩わしかったらきっとやる気がします。
でも、AIシステムを取り外したらパワーが上がるっていう事実を数字的にだれか証明した人はいるんですかね？
キャブ車の場合、AIありきでセッティングを煮詰めて市販されているわけですから、本来の意図からみれば、AIシステムを外したのなら、その上でキャブの調整までやって初めてAIキャンセルというカスタマイズ？の完成ではないでしょうか。
なので、FI車の場合のAIキャンセルのメリットってちょっと自分にはわかりません。
そもそもAIシステムは、不完全燃焼した排気ガスを再度燃焼させて排気ガス中のCOの発生量を少なくする為のシステムですよね。
AIシステムを取り外したところでその効果はよくわからないっていうのなら、地球温暖化問題を考えれば、自分はAIシステムは取り外さずに地球にやさしい方の選択をします。
まぁ、そうね。強いて言うなら、もう１つのメリットは軽量化でしょうね。
数百ｇの軽量化にまでこだわる！というのであれば、この点に関してはキャブ車/FI車問わず、その恩恵は得られますね！確実に。
でも数百ｇ軽くなったその効果を体感できるのか？って言ったら出来ないでしょう？
取り外した結果、数字上軽量化した！という自己満足でしかないでしょう？
そもそもそんなに軽量化に拘るんだったら、自分が１ｋｇ体重減らした方がよっぽど・・・（略）
それと、ECUのリミッターカットと呼ばれる、ECUに接続されるある1本の線を絶縁処置するっていう作業ですがね。
これもFI車に関しては、そもそもキャブ車とは燃料噴射の仕組みが違うのでその効果は甚だ疑問です。
それよりもＦI車は、これをやるとエンジン警告灯が点灯するみたいですので、そっちの方が精神衛生上よくありませんわね。
まぁ、上記は独り言です。読み流してくださって結構です（＾＾；